初めてTraktor を見たときのことを覚えていますか? どういった印象でしたか?
Native InstrumentsがFinal Scratch と組んだ時に、Final Scratchを使っていたDJが沢山いたことを思い出すけど、ハードウェアの質は良くないといつも聞かされていた。NI が立ち直って、Traktorとしてソフトウェア・ハードウェアを発表してすぐに僕はあっちにくら替えした。機能が常に改善され、進化しているのには本当に畏敬の念を抱くよ。
いつTraktorに変わったのですか? その理由は何ですか?
僕はスタジオではいつも自分用にNative Instruments 製のプラグインを使っていたから、プラグインで見られた努力が今度はDJアリーナに注がれるんだろうと確信するまでに時間はかからなかった。
そしてTraktorのAudio 8インターフェイスで音質が格段に上がったと気が付いた。こうした改善、自分のトラックをシームレスでループできること、そして素晴らしい内蔵エフェクトが、僕が病みつきになっている理由だね。
DUBFIRE

Traktor Scratch を使うのが何故それほど好きなのか教えてください。どの機能が一番のお気に入りですか?
1年ほど前に、タイムコードCDから4トラックのインターナルモードにくら替えしたんだ。 これで可能性がぐんと広がった。トラックを分解できるし、それを元に戻すこともできる。または4つの異なるトラックから4つのループを使って新しいものを作り出すこともできる。ビートのグリッドもシームレスで、とても正確だ。Traktor には便利な機能がありすぎるから、一つだけ選ぶのは無理だよ。
DJソフトウェアを使うと、大事なものが失われると主張する人もいますが、 どう思いますか?
そういったコメントにはあまり興味がない。誰にだってその人の意見があるだろうけど、何であろうと、その人が一番使いやすいと思うものに執着するのが一番だと思う。僕は冒険や新しい技術を楽しむことができるし、何かが失われたとしても、-例えばヴァイナルに付き物のビジュアルアートとだとか-、新しい可能性が生まれてくることを無視はできないだろ。 ギグの準備に関して言うと、ビートグリッドやロード、キュー、ループポイントのセッティング、プレイリストの作成に時間が必要なのは結局変わらないだろうね。僕個人的には、もうCDやヴァイナルのプレイには戻れないだろうね。 プログラミングとセレクションこそが、あらゆる卓越したDJにとって本当の核心だってことをほとんどの人が忘れている。
