ABOUT THE ORIGINAL INSTRUMENTS

RETRO MACHINES MK2は以下の伝説のシンセサイザーのサンプルで構成されています:

ARP QUADRA

ARPの最後の製品1つとして、Quadraは、ベース・シンセ、ポリ・シンセ、リード・シンセ、ストリング・シンセを1つのシンセサイザーに集約しました。高いクオリティのサウンドで、特にストリングは素晴らしいサウンドです。また、非常に豪華なフェーザー・エフェクトですが、ハードウェアの構造のクオリティはもろく、使い易くはありません。バーチャル・バージョンではこうした問題はありません。ですが、Quadraの一番の問題は発売タイミングでした。この製品はSequential CircuitsのProphet 5と同時期にリリースされました。有名なユーザーとしては、Genesis、The Human League、Pink Floyd、New Order、Joe Zawinul、映画製作者であるJohn Carpenterが挙げられます。
1978年リリース。

CRUMAR ORCHESTRATOR

Crumarはイタリアの会社で、創業時は、エレクトリック・ピアノ、ストリング・シンセサイザーを製造していましたが、1977年に最終的にこの2つを組み合わせ、Multiman(Orchestratorでも知られている)を製造しました。このイタリア製の美しいシンセサイザーは、ピアノ、クラヴィコード、チェロ、バイオリンのプリセットを搭載しています。Peter Framptonの「I'm in You」やBee Gee's「Nights on Broadway」のストリング・サウンドをお探しの場合は、このシンセサイザーがお薦めです。
1974年リリース。

CRUMAR ROADY

Crumarの「Roady」は素晴らしいビンテージ・アナログ・エレクトリック・ピアノで、暖かい、魅力的なサウンドです。3つの主なエレクトリック・ピアノのボイスがあります。オルガン・スタイルのベース・サウンド、トレモロの付いた「バイブ」セクション、オルガン・スタイルのパーカッシブ・キープレス・サウンドです。
1970年リリース。

KORG – MINIKORG

Keio Electronicという会社は、今ではKorgとして有名ですが、1973年に最初のモノ・シンセをリリースしました。Korg 700またはMini-korgは、「chorus I」や「chorus II」などのオシレータ設定を提供しましたが、その微妙なパーカッションのコントロールは、その当時の他のメーカーとは全く違ったエンベロープを作りました。Mini-korgを使っていた有名なアーティストは、The Cure、Human League、Vangelis、The Normal、Stevie Wonder、Paul Hardcastleandです。
1973年リリース。

KORG POLYSIX

Polysixは、最初のお手頃なプログラム可能なポリフォニック・シンセの1つでした。このシンセは、暖かい、丸みを帯びた、質感のあるサウンドを持ち、素晴らしいコーラスやアンサンブル・エフェクトが付いていました。Mellotronでのストリングスのサウンドが搭載され、当時としては素晴らしいことでしたが、32パッチを保存することができました。あるいはバックアップとしてパッチをカセット・テープに保存することもできました。 Eat Static、Geoff Downes、Astral Projection、Jimi Tenor、Global Communications、Kitaro、Robert Rich、Keith Emerson、Tears for Fearsの曲でPolysixのサウンドを聞くことができます。
1981年リリース。

MEMORYMOOG

Memorymoogは、ポリフォニック・シンセサイザーで、Moog Musicにより製作されました。サウンドとしては、荘厳で、しばしば6台のMinimoogが1つのユニットにされたサウンドと形容されます。Memorymoogの6つのポリフォニック・ボイスはそれぞれ、3つのVCOで構成され、これはパルス波、ノコギリ波、三角波に設定可能です。Moogはこの時代のシンセの一時代を築いており、エレクトロニック・サウンドを使っていたほとんどの主要なアーティストがこれを使っていました。David Bowie、ABBA、Wendy Carlos、Depeche Mode、Devo、Vangelis、Stevie Wonder、Hans Zimmerなどが挙げられます。
1982年リリース。

MINIMOOG

Minimoogは最初の世界中に広まった、ポータブルで、比較的お手頃なモノフォニック・シンセサイザーで、最終的には最も人気のあるアナログ・シンセになりました。その24dB/オクターブ・フィルター、3つのオシレータの設計、並びにチューニングの不安定さがあったため、非常にリッチでパワフルなベース・サウンドを生み出すことができます。これはThe Beatles、Pink Floyd、Kraftwerk、Dr. Dre, Giorgio Moroder、Jean-Jacques Perrey、Radiohead、Rick Rubin、Stereolab、The Neptunesなどのアーティストにより使用されています。
1970年リリース

OBERHEIM 4-VOICE

ビデオなどで使うシンセをお探しでしたら、これがまさにぴったりでしょう。大きくて、重たいシンセサイザーで、スタイリッシュなライト・グレーで、宇宙船のコントロール・パネルのような外装で、4オクターブのキーボードが付いています。驚くにはあたらないことですが、このアナログ・シンセは、独自のフィルタとエンベロープが付いた4つの個別のデュアル・オシレータのSEMモジュールを使用していました。Pat Metheney groupの初期の作品、1999年のPrinceでも4ボイスを聞くことができます。クラシック・アナログのルックスとサウンドです。
1975年リリース。

OBERHEIM MATRIX 12

リッチなアナログ・サウンドで、ほとんど際限のないモジュレーション・オプションを搭載したこのMatrix 12は、高額のハイエンドなシンセでした。プログラムが難しいですが、それだけのクオリティのサウンドにはなります。1985年には、61のノート・ベロシティ・センシティブ・キーボードで、12ボイス・ポリフォニー、24 CEMオシレータ、15 LFOタイプ、100パッチ・メモリー、MIDIコントロールが付きました。このシンセサイザーを使っていた有名なアーティストは以下の通りです。Vangelis、Emerson、Lake and Palmer、Van Halen、Boris Blank (Yello)、Jason Miles、Scritti Politti、The Orbです。
1984年リリース。

RHODES CHROMA

ARPにより開発されましたが、ARPが倒産してしまったため、Rhodes (Fender)によりリリースされました。Chromaは16ボイスのポリフォニック・シンセサイザーで、高品質ののキーボードを搭載しています。純粋なサウンドをしています。パワフルなシンセ・エンジンを搭載しているため、リッチなパッドで説得力のあるリードが得られます。Chromaは、Moogスタイルのノブとボタンが施されており、つややかな膜のプッシュ・ボタンとなっています。これによりリアルタイムの調節を制限していますが、これがChromaが作成された意図ではありません。Chromaはプレイヤーのためのシンセです。Chromaを使っていた有名なアーティストとしては、Ian Anderson (Jethro Tull)、Herbie Hancock、Joe Zawinul、Oscar Petersonが挙げられます。
1981年リリース。

RMI 368 ELECTRA – PIANO

368 Electra-Pianoはエレクトロニック・ピアノで、RMIにより製作された最も人気のあるシンセでした。当時の他のエレクトリック・ピアノは実際には電磁気によるもので、刃先をハンマーで叩いて、ピックアップでそれを増幅して音を出していました。その反面、Electra-Pianoのサウンドは電気的にオシレータを使って生成していました。Chick CoreaがMiles Davisの1968年のアルバム「Filles De Kilimanjaro」でRMI 368を使いました。また、John Lennonの「Imagine」、Stevie Wonder「Isn't She Lovely」、The Doorsの「Hello, I Love You」でもそのサウンドを聞くことができます。
1967年リリース。

ROLAND EP-10 / EP-20

Rolandによる最初のエレクトロニック・ピアノはEP-10とEP-20でした。これらは両方とも1973年にリリースされました(SH-1000と同タイミング)。これらは重たいローズウッドで、ステージ用で設計されています。4つのサウンドが搭載されています。Piano I、Piano II、Harpsicord I、Harpsicord IIです。これらは伴奏セクション、内蔵アンプ、スピーカーが搭載されています。
1973年リリース。

ROLAND MKS-80 SUPER JUPITER

まずはこれにはキーボードがありません。Super Jupiterは2ユニットのハイ・ラックマウント・アナログ・シンセサイザーで、Jupiter-8の成功の波を受けて、Rolandによりリリースされました。太く、説得力のある、クラシックなアナログ・サウンドで、叫ぶようなリード、バズ・ベースといったサウンドを持っています。こうしたサウンドはもちろん、Hardfloor、Astral Projection、Vince Clarke、Vangelis、Pet Shop Boys、Snapなどのアーティストを惹き付けました。彼らは全てSuper Jupiterのユーザーです。複雑なプログラミングのオプションを搭載しておりますので、MKS-80は使い易い訳ではありませんが、MPG-80という追加のモジュールが付いています。これには多くのノブやフェーダーが付いています。
1984年リリース。

SEQUENTIAL CIRCUITS PRO ONE

Pro Oneは小さなモノフォニック・シンセサイザーで、3オクターブのキーボードが付いています。Pro Oneは暖かく、太いサウンドで、非常にハードなベースラインから物思いに沈んだような、メランコリックなリードまで非常に幅広いサウンドがあります。Yazooのアルバム「Upstairs at Erics」はPro Oneの見せ場です。「Only You」では、ドラムとボイスの他は全てPro Oneのサウンドです。他の有名なユーザーとしては、Prodigy、Depeche Mode、New Order、Freddy Fresh、Mouse on Mars、Prince、Soft Cell、Emily Haines (Metric)、Richard Barbieri、Sigue Sigue Sputnikが挙げられます。
1981年リリース。

STRING MELODY II

「ストリング・マシン」と呼ばれているこのシンセサイザーの元々の目的は、1970年代のディスコ・ミュージックで主流だった「大きな」ストリング・アンサンブルのサウンドを出すことでした。String Melody IIは23キロで、重たいですが、本物のストリング・アンサンブルよりは軽いです。49の各キーにはアタック/ディケイがあり、これは当時の他のストリングキーボードを凌ぐのもでした。Klaus Schulze、Tangerine Dreamらが楽曲でString Melody IIを使っていた有名なミュージシャンです。
1977年リリース。

YAMAHA CP11 ELECTRONIC PIANO

デジタル・ピアノとポリフォニック・シンセサイザーが提供され、プロやアマチュアのユーザーの手に入るようなお手頃な価格になる前から、Yamaha® CP11のようなエレクトロニック・ピアノは広く使われていました。エレクトロニック・ピアノは、オシレータでサウンドを生成するという意味で、アナログ・シンセサイザーと似たような動作をしますが、エレクトリック・ピアノは機械的で、サウンドはピックアップにより、電気になります。
1981年リリース。
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