HOTCUES AND LOOPING

この最後のセクションでは、ホットキューの使い方を解説します。この機能により、トラック内の様々な位置にすばやく移動することができます。またループの設定とトリガー方法も解説します。

DEFAULT HOTCUE

1番目のホットキューはいつもトラックの先頭にあり、デフォルト設定では白く点灯しているパッドに保存されています。パッドを押すとトラックの先頭に戻ります。

SETTING AND TRIGGERING HOTCUES

トラックの曲中で2番目のホットキューを設定する場合は、その位置で、消灯しているパッドを叩くと保存されます。青で点灯しているパッドは新しいホットキューを示します。またホットキューをトリガーするには青のパッドを押します。するとトラックの再生位置がトラック内のホットキューにジャンプし、そこから再生を続けます。また複数のホットキューも設定でき、青のパッドを押せば、それぞれの位置から再生することができます。

ENABLING A LOOP

トラックの現在の位置でループをアクティブにするには、LOOPエンコーダーを押します。LOOPエンコーダーを回すと、ループの長さを調節できます。ループの長さの設定は、エンコーダーを回せば、1/32から32ビートの間を設定できます。

STORING AN ACTIVE LOOP

アクティブなループは保存可能で、後からトリガーもできます。ループを保存するには、消灯しているパッドを押します。またSHIFTとパッドを同時に押すとループを削除できます。そして緑のパッドを押すとループをトリガーできます。

NEXT STEPS

このガイドをご一読されれば、このコントローラーの基本的な操作方法をご理解頂けたと思います。しかしTRAKTORは、さらに多くの機能を備えています。例えばサンプルの使用方法、トランスポート・モードによるプレイ、ジョグホイールを使うスクラッチなど、様々な機能をマスターしたい場合は、以下の資料をチェックしてみてください。
製品マニュアルでは、全ての機能を網羅し解説していますのでご確認ください。こちらでTRAKTOR KONTROL S2のマニュアルTRAKTOR PRO 3ソフトウェアのマニュアルが、ダウンロードできます。
他のDJがどのようにTRAKTORを使用しているか、彼らのワークフローをチェックしてみましょう。詳しくはNI Blogをご覧ください。
各コントローラーに付属するソフトウェアを使いこなしましょう。TRAKTOR PRO 3のチュートリアルビデオは、まもなく公開予定です。