モジュレーションのアサインと調整

モジュレーションでサウンドに動きを追加し、徐々に変化するサウンドを生成することができます。モジュレーションソースはエンベロープと LFO かから、パフォーマーといった上位モジュレーションソースも含んでいます。このセクションではモジュレーションのアサイン方法とその使用方法について解説します。

注: このセクションを前セクションを飛ばして読み始めた場合、またはサウンドをリセットする必要がある場合は、プリセットメニューの Quickstart カテゴリーから QSG - 01 Modulation をロードしてください。

Amplitude Envelope の調整

Modulator 1 はアウトプットアンプリファー (Amp) レベル制御用エンベロープです。この機能によりエンベロープを手動調節しなくても音声の音量調整ができます。

ナビゲーションバーの E1 をクリックしてエディターの Modulator 1 をクリックします。
ノートを演奏し、エンベロープのパラメーターを回してサウンドへの影響を確認してください。

  • Attack (A): サウンドの発音開始タイミングを鋭く、またはソフトに設定します。
    • Decay (D): サウンドがピークに達してからの減衰時間を設定します。
      • Sustain (Sustain): ノート持続時の音量を調節します。
        • Release (R): ノートを離してからの音声の減衰を設定します。

その他のモジュレーションソースのアサイン

サウンドに対して他のモジュレーションソースを使用したい場合は、まずアサインする必要があります。このガイドではモジュレーションに特化したシーケンサーであるパフォーマーを使用します。

パフォーマー(Performer)をアサインするには、 Performer 1 (P1) の矢印アイコンを Wavetable Position の最初のモジュレーションスロットにドラッグします。

注: 最初に矢印アイコンをクリックしてモジュレーションスロットにアサインすることもできます。
モジュレーションスロットを上方向にクリック、ドラッグして Performer から Wavetable Position に適用するモジュレーション値を増やします。

注: モジュレーションスロットをダブルクリックしてモジュレーション値を最大にします。
モジュレーションの設定値は Performer に線を描くことで初めて反映されます。以下のセクションではそのやり方を解説します。

Performer の調節

[Translate to 日本語:] Performer で複雑な線画を描くことで、モジュレーションの基本シーケンスとして活用することができます。エディターの Performer ページでこの線を調整することができます。

ナビゲーションバーの P1 をクリックしてエディターの Performer 1 をクリックします。
レンジ(Range)バーをドラッグすることでグリッドを 2 にし、シーケンスの尺を設定します。
Edit エリアでドローイングツールを選択し、下降鋸線を選択します。
Performer でクリック、ドラッグすることで線を描き、例えばグリッドの最初から 2 の位置まで対角線を引きます。
ノートを演奏し、ウェーブテーブルで Performer による音声の変化を確認します。

Launch Mode の変更

Performer をリスタート設定し、ノート演奏する度にシーケンスの先頭部分から発音するようにすることもできます。

Performers でグリッドビューを表示し、Launch モードを Key にします。

注: Performer ではノートを押している間設定した線をループします。線画の最終地点でモジュレーションを停止したい場合は、グリッドビューで ModeOneshot にします。
ヒント: Edit エリアで他の線画ツールを使用して異なる線形を線画、またはグリッドを変更して異なる尺にしてください。