TRANSIENT MASTER

パワフルで、シンプルで、非常に使いやすいTRANSIENT MASTERは必携のダイナミクス・エフェクトです。ドラムとパーカッションに最適のツールで、色々な方法でミックスを行うことができ、適切な空間量を調節することができます。

TRANSIENT MASTERは、たった3つのノブ（Attack、Sustain、Gain）で問題のあったレコーディングに対するミックスの修正を行うこともできます。素早く簡単に使用できるので、サウンドの作成後にTRANSIENT MASTERで、ミックスに隠し味を加えてください。

TRANSIENT MASTERはお持ちのホスト・ソフトウェア内でスタンドアローン・プラグインとして作動します。

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TRANSIENT MASTERはアタックのきいた楽器であればどんな楽器でも使えます。ギタートラックにあまりにも多くのピック・サウンドが入っていた場合は、TRANSIENT MASTERを適用してアタックを減らすことができます。より生き生きとしたものにするには、アタックを引き上げてください。各ノートの初めに鋭さを加えれば、存在感のあるものになります。

“Sustain”を使って、レコーディング上のサウンド空間を修正することもできます。くすんだリバーブがかかったギター・トラックに対して、TRANSIENT MASTERを適用し、Sustainを低くすれば、リバーブを抑えることができます。微妙なアタックを追加すれば、ギターは切れ味のある、生き生きとしたものになり、ミックスの主役になるでしょう。

TRANSIENT MASTERは事前に加工され、コンプレッサーがかかりすぎたトラックを蘇らせることもできます。他に打つ術がなくなっても、TRANSIENT MASTERをちょっと操作するだけで、すぐにミックスを修正することができます。

トランジェントとは音の始まりや終わりの部分（transient=過渡の）です。アタックのコントロールでトランジェントを前面に押しだしたり、なじませたりすることができ、全体のレベルに影響を与えることなく、サウンドを生き生きとしたものにします。サステイン・コントロールを使えば、サウンドのサステイン部分をカットしたり、長くしたりすることができます。

TRANSIENT MASTERは、サウンドの根底に作用を加えることで、効果的にエンベロープを変形させます。このような“変形”により、ナチュラルで音楽性豊かなものができます。シンプルな3つのノブの操作ですので、素早く、簡単にお望みのサウンドを得ることができます。