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ExpansionsとLeapを活用して最高の楽曲を制作する方法

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How to use Expansions with Leap

Native InstrumentsのExpansionsを使ったことがある方なら、この音楽ツールキットがいかにインスピレーションを与えてくれるかをご存じでしょう。特定のジャンルやサウンドに特化したループ、サンプル、その他のクリエイティブな素材が満載の各Expansionには、最高の楽曲作りに必要なすべてが詰まっています。そして、Kontaktの直感的なサンプラー兼ライブルーパーであるLeapの登場により、MaschineおよびMassive X Expansionsのクリエイティブな可能性はさらに大きく広がりました。

Leapを使えば、Kontakt内でExpansionsの全サンプルコレクションを直接探索できます。サウンドをスムーズにブラウズして演奏可能なキットに組み上げたり、すばやくループさせてジャム演奏しながら曲に発展させたり、高度なサンプリングやリアルタイムFXで音を加工・研ぎ澄ましたりすることが可能です。つまり、Leapを使えば、サンプルの入ったフォルダーをこれまでにないほど簡単に魅力的な楽曲へと昇華させることができます。この記事では、その具体的な使い方をご紹介します。

セクション一覧:

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KontaktのLeapとは?

Leapは、サンプルの演奏、レイヤー、加工を超高速で行える遊び心にあふれたライブルーパーです。新しいアイデアを閃かせたり、アレンジをジャム演奏しながら練り上げたり、リアルタイムエフェクトでサウンドを劇的に変化させたりするのに役立ちます。

Leapのループベースのワークフローは、お手持ちのサンプルコレクション、特にMaschineやMassive XのExpansionsに含まれるサウンドに新たな命を吹き込みます。また、さまざまなジャンルやサウンドに合わせて厳選されたサンプルキットを提供する、専用のLeap Expansionsシリーズを通じて、さらなるクリエイティブな可能性も広がります。

LeapはサンプラーのKontaktで利用でき、Kontaktワークフローに欠かせない機能です。ここでは、Expansionsを最大限に活用するためのLeapの使い方を解説します。

MaschineやMassive X ExpansionsのサウンドはKontaktのLeapで使用できますか?

はい、Maschine ExpansionsやMassive Xのループやワンショットは、Leapとシームレスに連携します。それだけでなく、Kontaktブラウザーから直接アクセスできるため、すべてのExpansionsライブラリを1か所で簡単に探索し、楽曲制作に活用できます。

KontaktでMaschineやMassive X Expansionsを見つける方法は次のとおりです。

Kontaktを開くと、ライブラリ画面が表示されます。上部バーから「Loops」または「One-shots」の見出しを選択すると、Leapですぐに使用できるExpansionsの素材を(ライブラリ内の専用Leap Expansionsと一緒に)ブラウズできます。

KontaktでExpansionsをブラウズ
KontaktでExpansionsをブラウズ

Expansionを選択すると、そのExpansionに含まれる利用可能なオーディオコンテンツがインターフェイス右側のリストに表示されます。

右側のリストにあるサンプル名をクリックすると、プレビューを試聴できます。

Kontaktブラウザーのタグシステムを使って検索を絞り込むこともできます。

下のスクリーンショットでは、「Drums」タグを選択してライブラリ内のドラムコンテンツを含むすべてのExpansionsを表示し、さらに「Kick」サブタグで絞り込んでいます。

これで、ライブラリ内のすべてのキックドラムサンプルがブラウザーに表示されます。特定のExpansionを選択して検索をさらに絞り込むことも可能です。

Kontaktでキックドラムを検索
Kontaktでキックドラムを検索

Kontaktブラウザーを活用することで、お持ちのMaschineおよびMassive X Expansionsが簡単に検索できるサウンドライブラリとなり、KontaktのLeapを使って魅力的な音楽へと昇華させることができます。

ブラウザー内の任意のループまたはワンショットをダブルクリックすると、新しいLeapカスタムプリセットが開き、すぐにクリエイティブな作業を始められます。以下では、Leapプリセットを構築していく手順をご紹介します。

Leapの環境でExpansionsサウンドを使ってジャム演奏するメリットとは?

KontaktのライブルーパーであるLeapは、Expansionsのサウンドを直感的に探索し、音楽的なアイデアへと昇華させるスピーディで楽しい方法を提供します。

各Leapキットには、最大16個のループまたはワンショットサンプルを組み込むことができ、演奏性に優れたインターフェイスで扱えます。Expansionsのサウンドをキットに読み込んだら、キーボードでいくつかの鍵盤を押すだけで、すばやくビートやアレンジをジャム演奏できます。

また、強力な編集ツールを使って各Expansionsサンプルを加工したり、リアルタイムFXで演奏しながらサウンドを変化させたりすることもできます。これらすべてを単一のインターフェイス内で行うことが可能です。以下でその方法をご紹介します。

LeapでExpansionsを使用する方法

1. ライブループでビートを素早く構築

新しいLeapキットの作成を開始するには、「File」->「New Leap preset」を選択します。

これにより空のLeapプリセットが読み込まれ、MaschineやMassive X Expansionsのサウンドを割り当てる準備が整います。

KontaktのLeap
KontaktのLeap

(Leapプリセットのインスピレーションをお探しの場合は、Kontaktに付属の専用Leap Expansionsをチェックしてみましょう。あらかじめ用意されたLeapキットのコレクションは素晴らしいインスピレーション源であり、Leapに何ができるかを素早く体感できます)

左側のナビゲーターで「Loops」または「One-shots」を選択し、使用可能なExpansionsコンテンツをブラウズします。Expansionをクリックすると、そのExpansionに含まれるすべてのLoopsまたはOne-shotsのリストが表示されます。LoopまたはOne-shotをクリックすると試聴できます。

Kontaktのサイドバーでループをブラウズ
Kontaktのサイドバーでループをブラウズ

気に入ったサウンドが見つかったら、サンプルをLeapインターフェイスの鍵盤上にドラッグ&ドロップしてキットに追加します。

まずはドラムループをキットに追加してみましょう。

ここでは、ヒップホップやエレクトロニカ向けの先鋭的なサウンドを収録したAstral Flutter Expansionを使ってみます。この音源は単体で購入できるほか、Kompleteにも収録されています。

多くのExpansionsと同様に、Astral Flutterには豊富なドラムループが用意されており、同じループの多彩なバリエーションも含まれています。これらの関連するループをLeapに読み込み、組み合わせることで、洗練されたビートを作成できます。

これを行うには、サイドバーでAstral Flutter Expansionを選択し、ブラウザーの検索バーに「Drums」と入力して、いくつかのドラムループをLeapインターフェイスの異なる鍵盤にドラッグします。

Leapの最初の5つの鍵盤にサンプルを追加
Leapの最初の5つの鍵盤にサンプルを追加

配置が完了したら、Leapインターフェイスのキーに対応するMIDIキーボードの白鍵を押して、ドラムサンプルをトリガーできます。今回の例では、C3からG3の白鍵を押すことになります。

Expansionのドラムループを鍵盤にドロップすると、プロジェクトのテンポに自動的に同期され、すぐに演奏できる状態になります。

さらにスムーズにジャム演奏を行うには、インターフェイス左下の「Quantize」をオンにして、演奏がプロジェクトのグリッドに完璧に同期するようにします。ここではクオンタイズを8分音符(1/8th note)に設定しました。

Leapでクオンタイズを設定
Leapでクオンタイズを設定

ジャム演奏を始める前にもう1つ詳細を調整しておきましょう。このままでは、2つの鍵盤を同時に押すと2つのドラムループが同時に再生されてしまい、音が混ざって乱雑になってしまう可能性があります。

これを解決するためにドラムループをチョークグループにアサインし、複数の鍵盤を押した場合でも常に1つのループだけが再生されるようにします。

チョークグループは「Edit」タブで設定できます。ここにはサンプルのスタート/エンドポイント、チューニング、ループ動作など、Expansionsの素材を演奏可能なLeapキットへと仕上げるための豊富な機能が揃っています。

LeapのEditタブ
LeapのEditタブ

チョークグループは右下隅で設定できます。今回はすべてのドラムループを「Choke group 1」に追加しました。これで、ジャム演奏時にループ同士が重なることはなくなります。

Ableton LiveでLeapを使ってドラムビートを構築
Ableton LiveでLeapを使ってドラムビートを構築

こちらは、Astral Flutterのドラムループを使ってジャム演奏しながら作成したビートです。上のMIDIデータからもわかるように、わずか数音を鳴らすだけで魅力的なビートを作成できました。

2. ループをすばやく加工・ブラッシュアップ

次に、Leapキットにハーモニーのループを追加し、ループを洗練された統一感のあるキットに仕上げる効果的なテクニックをご紹介します。

ここでは該当するループを見つけるために「Keys」と「Vocals」で検索しました。

選んだループのキーがプロジェクトと合っていない場合でも、「Edit」タブで簡単に修正できます。サンプルの「Tonality」をプロジェクトに合わせて調整するか、「Tune」の値を変更して指定した半音単位でループをトランスポーズさせましょう。

LeapのEditタブでチューニングを調整
LeapのEditタブでチューニングを調整

「Edit」タブには、クリエイティブなサウンドメイクのためのツールがさらに豊富に用意されています。サンプルディスプレイ上のグレーのバーをドラッグしてサンプルの開始位置と終了位置を調整できます。これは、ループやワンショットの特定の部分だけを切り出す際に便利です。また、緑のバーをドラッグすることでループ範囲を変更することもできます。

Leapでサンプルの再生とループを調整
Leapでサンプルの再生とループを調整

これらのツールを使って、長めのボーカルループをスタッター効果の効いたリズミカルなテクスチャーへと変化させました。

先ほどのスタッターボーカルといくつかの鍵盤ループを加え、ハーモニー系ループを重ねたドラムループのサウンドは以下のようになります。

3. 多彩なサウンドでトラックを拡張

LeapでExpansionsを使用する大きなメリットは、KontaktブラウザーによってExpansionsコレクション全体にすぐにアクセスできる点です。これにより、複数のExpansionsからサウンドを組み合わせて、多彩な音のパレットを簡単に作り出すことができます。

トラックにより硬質なエッジを加えるため、デトロイトテクノサウンドに現代的な解釈を加えたMotor Impact Expansionからベースのワンショットを追加しました。

Leapはループだけでなく、ワンショットサンプルとも抜群の相性を誇ります。ジャム演奏をスムーズにするために、ベースサンプルの「Trigger Style」を「One-shot」に変更しました。これにより、(鍵盤を押し続けなくても)キーをタップするだけでサウンド全体が再生されるため、ベースラインのパターンを簡単にスケッチできます。

LeapでTrigger Styleを変更
LeapでTrigger Styleを変更

さらに、Leapのその他のサンプル編集機能を使ってベースサウンドを作り込みました。

EditタブでSoundサブタブを開くと、音量やエンベロープのコントロールにアクセスできます。また、フィルターを有効にして、様々なアナログスタイルのサチュレーションモードを使用することも可能です。ここでは、808スタイルのベースサンプルにJuicyフィルターサチュレーションを少し適用しました。

Editタブでのサウンドシェイピング
Editタブでのサウンドシェイピング

4. リアルタイムエフェクトでサンプルを加工

Leapキットのアイデアを楽曲のスケッチへと発展させていく中で、エフェクトを加えてさらなる面白みやバリエーションを持たせたくなるかもしれません。

Leapにはエフェクトを使用する方法が2つあります。

1つ目は、キーボードの黒鍵を演奏してLeap内のサウンドにパワフルなリアルタイムエフェクトを適用する方法です。アレンジにアクセントを加えたり、Expansionsのサウンドにグリッチ感のある面白さをプラスしたりするのに手軽な方法です。

LeapのPerform FXタブ
LeapのPerform FXタブ

デフォルトでは、C3からD5の間の黒鍵に、ビートスライスやリズミカルなゲーティングをはじめとする厳選されたPerform FXが割り当てられています。

これらのエフェクトはPerform FXタブでカスタマイズでき、5種類のエフェクトタイプから選択して、ゲートリズムやビートスライスパターンなどのパラメーターを微調整できます。

スタッター効果のPerform FXを加えたトラックのサウンドを聴いてみましょう。

Leapでエフェクトを使用するもう1つの方法は、インターフェイス中央のマクロノブを使うことです。

LeapのMacro FX
LeapのMacro FX

これらのノブからは、厳選された一連のエフェクトを提供するMacro Presetsコレクションにアクセスできます。フィルターやディストーションから個性的なモジュレーションまで、素早いサウンドシェイピングに最適です。

リアルタイムFXと同様に、これらのエフェクトはライブパフォーマンスで真価を発揮するよう設計されていますが、静的なサウンドシェイピングにも使用できます。ここでは、Crushing BitsというMacroプリセットを使用して、トラックにさらにザラついた質感(クランチ感)を加えました。

最後の2つのマクロノブはリバーブとディレイのセンドです。Raum、Replika、Psycheといったリバーブやディレイのプラグインによる空間系サウンドをここで調整できます。

LeapのSend FX
LeapのSend FX

Send FXタブでは空間系エフェクトを細かく追い込むことができます。ここでは、ディケイが短めのプレートリバーブを追加して、トラックに空間の広がりと輝きを与えました。

エフェクトを加えたトラックのサウンドを聴いてみましょう。

5. 今後のためにLeapキットを保存

Expansionsのサウンドから刺激的なLeapプリセットを作成できたら、今後使えるように保存しておくのをお忘れなく!

「File」->「Save Preset As」に進み、後で使えるようにキットを保存しましょう。

Leapでプリセットを保存
Leapでプリセットを保存

手元にLeapキットのコレクションを揃えておけば、インスピレーションが湧いたらいつでも楽曲制作に取り組めます。

Leapでサンプルライブラリをさらに有効活用

この記事では、ExpansionsのサウンドとLeapを活用してインスピレーションを得て、スピーディに音楽を制作する方法をご紹介しました。この革新的なライブ・ルーパーを使えば、楽しくシームレスにサンプルコレクションを最高の音楽へと昇華させることができます。ぜひご自身のプロジェクトでLeapを試してみてください。

Leapは、業界標準のサンプラープラットフォームであるKontaktで利用可能です。Leapだけでなく、Kontaktでは映画音楽の第一線や実験音楽などで愛用されている数千ものサンプル音源にアクセスできます。

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