|Sara Simms

Traktor Z1 MK2を使ったDJプレイ方法

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How to DJ with the Traktor Z1 MK2

Traktor Z1 MK2は、オーディオインターフェイスを内蔵した、完全統合型のポータブルなミキサーコントローラーです。Z1 MK2を使用することで、DJはオーディオトラックとTraktor Stemsを自在に行き来しながらプレイでき、場所を選ばずにDJが可能です。Z1 MK2はTraktor用にプリマッピングされており、EQの調整、エフェクトの追加、トラックの試聴(キュー)が行えます。オンスクリーンディスプレイ、カラーボタン、コントローラー底部にカスタマイズ可能なアンビエントライトを搭載。Traktor Pro 4でのプレイにインスピレーションを与えてくれるZ1 MK2は、コンパクトなサイズでありながらTraktorの機能をフレキシブルにコントロールできます。

この汎用性の高いコントローラーには、高品位な24-bit / 96 kHzオーディオインターフェイス、1/8インチのオーディオ出力、サウンドシステムやミキサーに接続するためのRCA出力、そしてUSB端子が備わっています。本記事では、Z1 MK2とTraktor Pro 4を使ったDJプレイの方法や、DJセットアップでのZ1 MK2の活用法について解説します。

セクション一覧:

Traktor Z1 MK2を用意して、このチュートリアルを一緒に進めましょう。

Traktor Z1 MK2を購入する

Traktor Z1 MK2のセットアップ

Traktor Z1 MK2は、ポータブルでプロ仕様のDJコントローラーです。始める前に、バージョン4.1.0以降のTraktor Pro 4をインストールする必要があります。USBケーブルでZ1 MK2をノートPCに接続し、Traktorを起動しましょう。詳しいセットアップ手順については、セットアップガイドをご参照ください。

Native Instruments Traktor Z1 MK2 DJミキサーコントローラーの上面

Traktor Z1 MK2は、ポータブルでプロ仕様のDJコントローラーです。始める前に、バージョン4.1.0以降のTraktor Pro 4をインストールする必要があります。USBケーブルでZ1 MK2をノートPCに接続し、Traktorを起動しましょう。詳しいセットアップ手順については、セットアップガイドをご参照ください。

Traktor Pro 4とZ1 MK2の使い方

Z1 MK2は2チャンネルのミキサーコントローラーで、Traktor Pro 4でのミキシングを始めるのに必要な基本コントロールをすべて備えています。

本体中央上部の ☰ ボタンを押すとデッキCとDにアクセスできるため、上級ユーザーは4チャンネルでのミキシングが可能です。

Traktor Z1 MK2
Traktor Z1 MK2
本体中央上部の ☰ ボタンでデッキCとDにアクセスでき、4チャンネルでのミキシングが可能
本体中央上部の ☰ ボタンでデッキCとDにアクセスでき、4チャンネルでのミキシングが可能

2デッキ構成では、コントローラーの左側がデッキAの機能を、右側がデッキBの機能をコントロールします。

ディスプレイには、EQやStemのパラメーター、Mixer FXの選択状況、マスター出力メーターなど、ミキシングに不可欠な情報が表示されます。

EQやStemのパラメーター、Mixer FXの選択、マスター出力メーターの表示
EQやStemのパラメーター、Mixer FXの選択、マスター出力メーターの表示

EQとゲイン

コントローラーの中央上部には、Z1のメイン出力(Z1のリアパネルに配置)の音量を調整するMainボリュームノブがあります。Z1 MK2の左右それぞれには、Gainノブ、3バンドEQ、FXノブ、Mixer FX Onボタンが配置されています。また、Z1上部にはEQモードとStemモードを切り替える2つのボタンがあります。

Z1のGainノブ、FXノブ、Mixer FX Onボタン
Z1のGainノブ、FXノブ、Mixer FX Onボタン

Z1の上部には、EQモードとStemモードを表す2つのボタンがあります。EQモードでは、Traktorの3バンドEQをコントロールできます。Stemsモードでは、GainとEQが各Stemの音量をコントロールします。EQ Modeボタンを押すことで、3バンドEQとGainを使用できます。

EQモード
EQモード

Gainノブは、Traktor内の対応するデッキの全体的なゲインを調整します。もう1つのゲインモードとして、Auto-Gainモードも使用できます。TraktorでGainの横にあるボタンを押すと、Auto-Gainレベル表示モードが有効になります。Auto-Gainがオンのとき、ノブは解析時にTraktorの楽曲ファイルに保存されたAuto-Gain値を反映します。

3バンドEQセクションでは、デッキで再生中のトラックの低音域、中音域、高音域のサウンドを整えることができます。Low EQはキックドラム、ベース、サブベースなどの低域をカットまたはブーストします。Mid EQはボーカルや大半の楽器などの中域をカットまたはブーストします。High EQはトラックに「明るさ」を加えたり減じたりし、ハイハット、ライド、シンバル、スネア、シンセやパッドの高音成分などの高音域をカットまたはブーストします。

EQセクションはTraktor内でカスタマイズ可能で、さまざまなEQタイプに設定できます。各タイプには固有のサウンド特性があり、ミキシングの自由度をさらに高めてくれます。

EQ設定を選択するには、Traktorの「Preferences」を開き、「Mixer」セクションに移動します。「EQ/Filter」セクションで、Classic、P600、NUO、XONE、Z ISO、P800を含む6種類の中からEQタイプを選択してください。詳細については、こちらのガイドをご参照ください。

ミキサー設定
ミキサー設定

チャンネルフェーダーとクロスフェーダー

コントローラーの両側には各デッキの音量をコントロールするチャンネルフェーダーが備わっており、トラックをスムーズにミックスインできます。チャンネルフェーダーのすぐ隣にはVUメーターがあり、各デッキのプリフェーダー出力を表示します。VUメーターの上にはトラックを試聴するためのCueボタンがあり、本体前面には1/8インチのヘッドホン端子を搭載しています。

コントローラーの下部には、デッキAとデッキBをミックスできるクロスフェーダーが配置されています。クロスフェーダーカーブは、Traktorの「Preferences」の「Mixer」セクションでSmoothからSharpまで設定可能です。急峻なカーブ(Sharp)はデッキ間を素早く切り替えたいDJに最適で、緩やかなカーブ(Smooth)はクロスフェーダーを使ってじっくりとトラックをブレンドするのに向いています。

フェーダー
フェーダー

Mixer FXセクション

Z1 MK2のMixer FXセクションには、4種類のTraktorエフェクトと、TraktorのFilter用の大きめなボタンが備わっています。Mixer FXセクションを使えば、トラックへ瞬時にエフェクトを適用し、ミックスに個性的なニュアンスを加えることができます。初期状態では、Reverb、Delay、Noise、Time Gaterをすぐに使用できます。デッキにエフェクトを適用するには、FXボタンのいずれかを選択し、丸いMixer FXノブを押し込みます。エフェクトをオフにするには、もう一度Mixer FXボタンを押し込みます。Filterに戻すには、横長の大きなFilterボタンを押すだけです。

クロスフェーダー設定
クロスフェーダー設定

Traktorの他のエフェクトを使用したい場合は、各Mixer FXスロットをTraktorの8種類のエフェクトからカスタマイズできます。これには、Reverb、Dual Delay、Noise、Time Gater、Flanger、Barber Pole、Dotted Delay、Crush、Filterが含まれます。

Mixer FXをカスタマイズするには、Traktorの「Preferences」を開いて「Mixer」セクションに移動します。「Mixer FX」セクションで、各Mixer FXスロットにお好みのエフェクトを割り当ててください。Traktorの高品位なエフェクトサウンドを、Z1から素早く加えてミックスの仕上げを行いましょう。

Traktor Mixer FX
Traktor Mixer FX

Mixer FXセクションには、さまざまなミキサーエフェクトをコントロールするFXノブが備わっています。ノブを時計回りに回すとエフェクトのかかり具合が深くなります。12時の位置(ニュートラル)では、サウンドにエフェクトはかかりません。

EQセクションの下にある丸いMixer FXボタンは、エフェクトのオン/オフに使用できます。このボタンはTraktorの「Preferences」でカスタマイズ可能で、Play、Sync、Cueなどの各種機能に割り当てることもできます。

トラックのキューイング

Z1 MK2では、FXセクションの下にある2つのHeadphone cueボタンと、本体中央のヘッドホンVolumeおよびヘッドホンMixコントロールを組み合わせることで、セット前のトラック試聴(プリリスニング)が簡単に行えます。デッキのトラックを聴くには、ヘッドホンから大音量が出ないよう、まずはヘッドホンVolumeを十分に下げた状態から始めましょう。

1曲ずつ聴きたい場合は、デッキでトラックを再生し、対応するHeadphone cueボタンを押します。そして、ヘッドホンのMixノブを左いっぱいに回してください。もう一方のデッキで再生中のトラックも聴きたい場合は、そのデッキでトラックを再生し、ヘッドホンのMixノブを右に回していきます。両方のトラックがミックスされて聴こえます。

このトピックに関する詳細は、キューポイントの設定方法に関する記事をご覧ください。

Stemを使ったミキシング

Z1 MK2の大きな特徴の1つは、Traktor Pro 4でStemを使ったミキシングができる点です。Stemsモードを使用するには、コントローラー上部のStemsボタンを押します。Stemsモードでは、GainノブがDrums Stem、HiノブがBass Stem、MidノブがOther Stem、LowノブがVocal Stemをコントロールします。

ノブを反時計回りに回すとStemの音量が下がり、時計回りに回すと対応するStemの音量が上がります。通常のオーディオトラックとStemトラックを組み合わせてミックスすることも可能です。つまり、一方のデッキでオーディオトラックを再生しながら、もう一方のデッキでStemを再生できます。

このトピックに関する詳細は、Stemを使ったミキシング方法に関する記事をご覧ください。

Z1 MK2でのStemミキシング
Z1 MK2でのStemミキシング

Light Guide

Z1の底部にはライティングシステムが備わっており、トラックがループしているときや終了間近であることなど、重要な情報を視覚的に知らせてくれます。好みに合わせてカスタマイズすることも可能です!機能的であるだけでなく、クラブなどの暗い環境でも美しく映えます。

Light Guide
Light Guide

リアパネル

Z1 MK2には、高品位な24-bit / 96 kHzオーディオインターフェイス、1/8インチのオーディオ出力、サウンドシステムやミキサーに接続するためのRCA出力、そしてUSB端子が備わっています。

本体の背面
本体の背面

DJセットアップでのZ1 MK2の活用法

Z1 MK2は柔軟性の高いコントローラーであり、DJセットアップに簡単に組み込む方法がいくつもあります。現場でのDJプレイやセットの準備、他のTraktorコントローラーとの連携など、Z1 MK2はあらゆるDJワークフローに自然にフィットします。

DJセットの準備

Z1を使えばセットの準備が簡単に行え、EQ、フィルター、トラックレベル、エフェクトを自在にコントロールできます。TraktorとヘッドホンをZ1 MK2に組み合わせれば、自宅や移動先でミックスを試すのに最適です。

DJセットの準備
DJセットの準備

セットの事前準備をするには、USBケーブルでZ1をTraktor Pro 4がインストールされたノートPCに接続し、ヘッドホンをZ1に差し込みます。Z1はバックパックや機内持ち込みバッグにすっきりと収まるため、外出先にも気軽に持ち運んでDJセットの準備や試奏が行えます。

ミキシングのセットアップ

Z1 MK2は、プロ仕様のポータブルなTraktorミキサーです。リアパネルの各RCA出力をパワードスピーカーに接続すれば、どこでもミキシングを行えます。USBケーブルでZ1をノートPCに接続し、ヘッドホンをZ1に繋ぎましょう。クラブでのプレイでも、自宅でのセット練習でも、Z1ならインスピレーションあふれる素晴らしいミックスを作り出せます。

ミキシングのセットアップ
ミキシングのセットアップ

コントローラーの組み合わせ:Z1 MK2とX1 MK3のDJセットアップ

Z1 MK2とX1 MK3をペアリングすれば、Traktorの機能やエフェクトをより細かくコントロールできます。この2つのコントローラーの組み合わせは、Traktorの機能を精密に操作できる先進的なDJセットアップです。Z1 MK2とX1 MK2を組み合わせることで、シームレスなミキシングや高度なエフェクトに加え、的確なキューイング、ループ、トラックナビゲーションが可能になります。このセットアップを使用するには、まずZ1 MK2をUSB経由でX1 MK3に接続します。続いてTraktor X1 MK3をUSBでノートPCに接続します。リアパネルのRCA出力を1組のパワードスピーカーに接続し、ヘッドホンをZ1に接続しましょう。

Z1 MK2とX1 MK3のDJセットアップ
Z1 MK2とX1 MK3のDJセットアップ

Z1 MK2と2台のX1 MK3

1台のZ1 MK2と2台のX1 MK3コントローラーを組み合わせることで、Traktorの4つのデッキを完全にコントロールできます。このセットアップではZ1をミキシングに使用し、X1で各デッキのキューイングやエフェクトを細かく操作します。セットアップ方法は先ほどの例と同様ですが、2台目のX1 MK3から1台目のX1 MK3へのUSB接続を追加します。

Z1 MK2と2台のX1 MK3
Z1 MK2と2台のX1 MK3

Z1 MK2をMIDIコントローラーとして使用する

Traktor Z1 MK2は、Abletonなどの他社製ソフトウェアをはじめ、各種デジタルDJソフトウェアのMIDIコントローラーとしても使用できます。1. 4つのエフェクトボタンの下にある「—」ボタンと「☰」ボタンを同時に押してMIDIモードに切り替え、もう一度「—」ボタンと「☰」ボタンを同時に押すとTraktorモードに戻ります。

Traktor Z1 MK2でDJを始めよう

Z1 MK2を使ってTraktorでDJプレイを行う方法が分かったところで、この新しいコントローラーを使ってセットの準備やDJプレイを始めましょう!今すぐZ1 MK2を手に入れて、今までで最高のセットをミックスしてみてください。ライブミックス、セットの配信、X1 MK3と組み合わせたモジュラーDJセットの構築など、どんな目標であっても、洗練されたポータブルなコントローラーであるZ1がその実現をサポートします。Z1 MK2のミニマルな外観と操作感は魅力的で、コンパクトなサイズなので持ち運びも簡単です。高音質で柔軟性に優れたモダンなミキシングコントローラーをお探しなら、まさにぴったりの選択肢です。今すぐZ1 MK2を手に入れて、いつでもどこでも思い通りにミキシングを楽しみましょう。

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