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簡単な5つのステップで作詞する方法

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how to write song lyrics

歌詞の書き方を学びたいとお考えですか?次の大ヒット曲を作りたい方も、自分自身のストーリーを本物の言葉で伝えたい方も、歌詞を書く作業は楽しく、とてもカタルシスに満ちたクリエイティブなプロセスです。もしこれまでに曲を作ったことがないなら、作詞は少しハードルが高い挑戦に思えるかもしれません。

プロのソングライターとして12年のキャリアを持つ私でも、目の前にある白いページと同じくらい頭の中が真っ白になってしまう日があります。これまでのソングライティング生活の中で、ぜひ皆さんにお伝えしたい役立つ作詞のヒントをたくさん学んできました。

この記事では、初めての楽曲制作に役立つ5つのステップと、リスナーの心に響く歌詞を書くために私が実践してきた作詞のヒントをご紹介します。

歌詞の書き方を学ぶ5つのステップ:

  1. ストーリーを選ぶ
  2. アイデアをブレインストーミングする
  3. 曲の構成を組み立てる
  4. 歌詞にメロディやコードをつける
  5. 歌詞を推敲・編集する

歌詞の書き方

1. ストーリーを選ぶ

作詞の本質はストーリーテリングです。そのため、書き始める前にどんな物語を伝えたいのかを明確にしておくことが大切です。まずは書きたいトピックやテーマを決めることから始めましょう。個人的な体験や特定の感情、リスナーに届けたいメッセージなど何でも構いません。

初めての曲を書く場合は、実際に自分が経験したストーリーを題材にすることをおすすめします。そうすることで、歌詞にリアルな説得力と真正性が生まれます。「自分がよく知っていることを書け」とよく言われるのには理由があります。多くのリスナーは、歌詞が本音で書かれたものかどうかを敏感に感じ取ることができます。

例えば、イビサ島で実際にパーティーをしたことがないなら、それについて書くのは避けたほうが賢明かもしれません。しかし、Mike Posnerにとって、「I Took A Pill In Ibiza」の冒頭のフレーズは極めて率直で飾らない心情が伝わってきます。

優れた歌詞には強い感情が込められていることが多く、リスナーが作者の感情を追体験する手助けとなります。誰かの心に深く届く歌詞を書きたいなら、自分が心から大切に思えるストーリーを選ぶのが一番の近道です。

魅力的な歌詞を書くコツとして、情景描写やメタファー(比喩)を使って、より生き生きとした引き込まれる物語を描くことを意識してみましょう。そうすることで、聴き手はあなたが描く感情や体験により共感しやすくなります。五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)を刺激する表現を意識して、リスナーをあなたの世界へ引き込みましょう。

例えば、「お茶はラベンダーの味がした」と言うよりも、「ラベンダーの香りが、お茶に浸った舌の上で静かにほどけた」と表現するほうが、同じ事実を伝えつつもリスナーの感覚をより強く刺激することができます。

2. アイデアをブレインストーミングする

伝えたいストーリーが決まったら、それに関連するアイデアをブレインストーミングしていきましょう。思い浮かんだ単語、フレーズ、イメージをどんどん書き留めます。この段階では韻を踏むことや、特定の構成に収めることなどを気にする必要はありません。大切なのは、とにかくアイデアを紙や画面に書き出して、曲作りの素材を手元に揃えることです。

アイデア出しの際は、聴き手(オーディエンス)を意識することが重要です。「この曲は誰のための曲なのか?」と自問自答してみましょう。自分自身のためでしょうか?友人たちのためでしょうか?それともモッシュピットで熱狂するメタラーたちのための曲でしょうか?

もちろん、聴き手にふさわしい言葉遣いやフレーズ、歌詞のスタイルを選ぶ必要があります。しかし、「手を挙げろ(Put your hands up)」というシンプルなフレーズひとつをとっても、目の前の一人に語りかけるのと、1,000人の大観衆に向かって歌うのとでは全く意味が異なります。オーディエンスを常に意識することで、より真っ直ぐ心に届く歌詞を書くことができます。

ブレインストーミングは、制作プロセスのどのタイミングでも行えます。曲を書こうと机に向かった瞬間に、都合よくインスピレーションが湧いてくるとは限りません。外出先でもクリエイティブなアイデアを記録できる手段を用意しておくと便利です。紙のノートを持ち歩くのでも、スマートフォンのボイスメモアプリに録音するのでも構いません。思いついた瞬間にメモを残しておけば、いざ腰を据えて曲を書く際に貴重なアイデアの宝庫になります。

アイデアを書き留めるノートを持ち歩きましょう
アイデアを書き留めるノートを持ち歩きましょう

メモに残すのは自分の体験だけに限りません。好きな楽曲の歌詞にも細かく注目してみましょう。その歌詞のどこに魅力を感じるのでしょうか?独特の押韻パターン(ライムスキーム)でしょうか、それとも詩的な情景描写でしょうか?あるいは、扱われているテーマそのものが胸に刺さるからかもしれません。いずれにしても、歌詞を分析的に聴き始め、自分が良いと感じた要素を自身のライティングスタイルに取り入れてみましょう。

私がお気に入りでインスピレーション源としているソングライターには、K.Flay、Julia Michaels、Dean Lewis、そしてSYMLなどがいます。

ブレインストーミングの段階では、すぐに使える音楽ソフトウェアツールを用意しておくのも効果的です。これからソングライティングを始める方には、KOMPLETE STARTをチェックしてみることをおすすめします。シンセ、サンプリング音源、ループ、多彩なサウンドが揃ったこの無償バンドルは、きっと新しいインスピレーションを与えてくれるはずです。

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3. 曲の構成を組み立てる

使えそうなアイデアがいくつかまとまったら、次はそれらを推敲し、適切な楽曲構成に沿ってひとつの完成した楽曲へと組み立てていきましょう。楽曲の構成作りは常に主観的なプロセスであり、ジャンルや個人の好みに応じてさまざまなアプローチがあることを覚えておいてください。

多くの楽曲は、通常以下のようなセクションで構成されています:

  • イントロ(Intro):楽曲の導入部分。リスナーの注意を惹きつけるため、一般的にインストゥルメンタルまたは最小限のボーカルで構成されます。
  • ヴァース(Verse / Aメロ・Bメロ):楽曲のストーリーやメッセージを展開するセクション。通常、一貫したメロディとコード進行が用いられます。
  • コーラス(Chorus / サビ):リスナーが一緒に歌えるようなキャッチーなメロディと歌詞を持つセクション。通常、楽曲のメインメッセージや「フック」が含まれます。
  • ブリッジ(Bridge / Cメロ):音楽的にも歌詞的にも、ヴァースやコーラスとコントラストを生み出すセクション。両者の橋渡し役となり、楽曲に深みやダイナミクスを加えます。
  • アウトロ(Outro):楽曲の締めくくり部分。コーラスの繰り返し、あるいは固有のエンディングで構成されます。

多くのソングライターは、最高の歌詞をコーラス(サビ)のために残しておく傾向があります。コーラスこそが最もキャッチーであるべき部分だからです。しかし、曲の冒頭からリスナーの心を掴むようなフレーズで始めるのも有効なセオリーです。

本の冒頭の一文は最も重要だとよく言われますが、それは読者が読み進めてくれるかどうかをその一行が決めるからです。良い歌詞を書く最大の目的はリスナーに聴き続けてもらうことですから、力強いオープニングラインで始めるのが理想的です。最初の一瞬でリスナーの心を掴むことができれば、ストーリーの最後まで聴いてもらえる可能性がぐっと高まります。

歌詞のアイデアを組み立てる際は、上記の一般的な構成の順番を好みに合わせて自由に入れ替えてみてください。このプロセスの目的は、歌詞が自然に流れる最適な構成を実験しながら見つけることです。伝えたいストーリーを思い返し、どんな構成であればその物語を最も効果的に伝えられるかを考えてみましょう。

4. 歌詞にメロディやコードをつける

曲の構成がおおむね固まったら、歌詞に音を乗せていく段階に入ります。

各セクションのコード進行を選びましょう。ヴァースとコーラスで同じコード進行を使うのはよくある手法ですが、通常ブリッジではヴァースとコーラスの間に緊張感を持たせるため、少しコード進行に変化を加えます。

ラップの歌詞を書いている場合を除き、歌詞が力強いメロディに沿っていることも重要です。ここでも大切なのは試行錯誤しながら、コード進行と歌詞の「両方」にぴったり合うメロディを見つけ出すことです。

ここまでコード進行、メロディ、曲の構成という、ソングライティングに欠かせない要素について触れてきました。これらの概念とともに音楽理論を理解しておくと、歌詞を引き立てるコード進行やメロディを構築する際に大いに役立ちます。ソングライティングの世界に足を踏み入れたばかりの方は、ぜひこちらの作曲入門ガイドもご覧ください。

5. 歌詞を推敲・編集する

歌詞のドラフト(下書き)ができあがったら、時間をかけて推敲と編集を行いましょう。楽曲全体の流れ、リズム、構成をより良くする方法を探ります。ストーリーを最も効果的に伝えるための cadence(抑揚やリズム感)に必要な場合を除き、不要な言葉やフレーズは削ぎ落とすようにしましょう。

歌詞を並べ替えたり、微調整を加えたりしながら、スムーズに歌えるかどうかを確認します。声に出して歌ったり朗読したりすることは、不自然なフレーズや手直しが必要な部分を見つけるのにとても役立ちます。納得のいく仕上がりになるまで、何度も推敲を重ねましょう。

また、良い歌詞の書き方を学ぶ上で覚えておきたい重要なポイントがあります。もし作詞のインスピレーションが湧かなくなったら、思い切って休憩を取り、街へ出て歌詞に書きたくなるような体験をしてみましょう。

私自身、曲作りには波があります。1日に3曲書けることもあれば、3ヶ月間まったく何も書けないこともあります。すべてはその時の人生の状態次第です。新しい歌詞を書きたいのにアイデアが全く浮かばない時は、新鮮なインスピレーションを探しにちょっとした冒険へ出かけるのも決して悪いことではありません。

時間をかけて歌詞を推敲・編集しましょう
時間をかけて歌詞を推敲・編集しましょう

歌詞を書いてみよう

ソングライティングは時間と練習を必要とするプロセスです。私は25年近く曲を書き続けていますが、胸を張って良い曲だと言えるものが書けるようになったのはここ10年ほどのことだと感じています。

作詞・作曲は磨き、形作り、育んでいくべき技術的なアートですが、素晴らしい歌詞を書く真のゴールは、常にあなた自身のストーリーを共有することにあります。恐れずに実験し、新しい試みを重ねてください。そうすることで、世界にひとつしかないあなただけの歌声を届けることができるようになります。

ソングライティングについてさらに詳しく学びたい方は、こちらのソングライティングの基礎ガイドをご覧ください。また、まだお持ちでない方は、無償のKOMPLETE STARTを手に入れて、曲作りのインスピレーションを刺激する多彩なサウンドや音源を活用してみましょう。

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